【経験談】surfaceの3シリーズを比較【book、pro、laptop】

surfaceにはいくつかのモデルがあります。

私は2013年頃から今に至るまでずっとsurfaceシリーズを利用しており、

・surface pro3

・surface book

・surface laptop3

とそれぞれバラバラなモデルを利用してきました。

 
おかげで、surfaceシリーズ自体のデメリットやマイナスポイントはもちろん、各モデルにそれぞれどんな欠点があるかもバッチリ把握しています。

世の中には多くの比較記事がありますが、実際にsurfaceの主要シリーズをすべて利用してきた人は滅多にいないと思いますので、surface3モデルのシリーズの「悪い点」を中心に紹介させてもらいます。

surfaceシリーズの一覧

surface GO

小さい、タブレットとして活用するにはちょうど良いサイズであると同時に、ノートパソコンのようにキーボードをつけて活用するのは難しい。少なくともサブPCという位置づけで、メインPCにはなりえない。

surface pro

一番最初からあるサーフェースシリーズ。タブレットとしても(ギリギリ)使えるサイズであり、かつPCとしても使える。特徴的なのは自立のためにキックスタンドを採用していることで、これが良くも悪くもある。あとタイプカバー(キーボード)は別売りで1万5000円くらいするので注意。

surface laptop

一般的なノートPC。他のsurfaceシリーズのように画面とキーボード部分が分離したりしない。ただ、余計なギミックもなく動作も安定しているので、ノートPCとしての安定的な動作を望むなら正直これが一番。

surface book

surfaceノートPCの最上位モデル。スペックによっては30万円も当たり前に超えてくるので、動画編集を仕事にしているような人でもない限りオーバースペック。あとノートPCにしてはデカイ&重いのもキズ。

suface STUDIO

デスクトップPC。持ち運び不可。最低でも30万円するので、もはや企業用。少なくとも個人宅に趣味用として置くのはオススメしない(オンラインゲームには役立つが、そもそもオンゲするなら一体型PCよりも、増設がカンタンな通常のデスクトップPCのほうが良い)

 
surface GOとSTUDIOはノートPCという括りには入らないかなと思いますし、私自身が利用した事がないので省略させてもらいます。

・surface pro

・surface book

・surface laptop

それぞれの悪い点を紹介していきますね!
 

重い(book)

surface bookは他のシリーズと比べて、重量があります。

例えばsurface book2のcore i7モデルだと、重量は約1600グラム。実際にはそこに充電器やらPCを入れるケースなどを含めると、パソコンを持ち歩くだけで荷物に約2キロとなってしまうわけです。
 

たかが2キロ。されど2キロ。

特に私の場合はパソコンを持ち歩いて出張&仕事する事が多かったのですが、この重さは予想以上に堪えました。(ついでに、格安航空会社だと持ち込み荷物が7キロ以内で、PCだけで2キロを取られるのが地味につらい

あまり移動することはない、けどデスクトップPCのように1箇所に張り付かないと仕事できないのはイヤ!みたいな場合はsurface bookで問題ないのですが、頻繁に持ち運びをする場合はその重さが地味にキツくなってくること間違いなしです。
 

値段がとにかく高い(book)

これはどのサーフェースにも言えることかもしれませんが…

 
サーフェースシリーズの価格は

book > laptop ≧ pro

という順番だと思ってください。

 
saurfaceの同スペックの価格を比較すると以下のとおりです。

(core i5、メモリ8GB、容量256GB)
 

surface book3 最低209,880円

surface laptop3 core i5 8GB 256GB 161480円

surface pro i5 8GB 256GB 177980円

にsurface bookはシリーズ最上位モデルということもあり、明らかに価格が上がります。もちろん高いスペックを求めるならsurface book一択なのですが、動画作成でもしない限りbookのスペックは不要です。

私自身surface bookを利用しましたし、メインはブログ記事作成でした。一方で動画撮影やちょっとした編集も行いましたが、それならlaptopやproのi7を購入したほうが値段的にも機能的にも十分。つまりbookは多くの人にとってオーバースペックなんです。
 

たまにフリーズする(book、pro)

これは私が利用したpro3とbookどちらでも起きた症状です。

surfaceはタブレットとしても使えるのが魅力の1つですが、どうもこの機能はたまにバグるようで、ノートパソコンとして使用している時に一旦スリープモードにしていると、画面起動時にマウスカーソルが動かせなくなる事があります。
 

というかマウスカーソルが消えます。

フリーズします。
 

この場合「電源を切る」「タブレット(画面)を一旦切り離してもう1度接続する」という流れでフリーズを解除できるのですが、「そもそも、この一手間が面倒では?」と思ってしまうのも事実。反面、タブレット分離機能のないlaptopはフリーズになることはありません。

打鍵音がうるさい(pro)

prohはタイプカバーをタブレットにくっつけたとき(要はパソコンとして使うとき)に、カバーに傾斜がつくんですね。傾斜がついて打ちやすい!と感じる反面、その傾斜のおかげでキーボードを叩くとパコパコ!みたいに甲高い音がします。

だって、キーボードの下はスキマになってるんですから当たり前ですよね。もちろんキーボードを弱めに叩けばパコパコ音も最小限で済みますが、かといって常に気を使ってキーボードをソフトタッチしなければいけないのも…特に、自宅以外でパソコンを使う場合は気にしたほうが良い点でもあります。

キックスタンドが不便(pro)

surface proはキックスタンドでタブレットを自立させ、パソコンのように利用できます。

これは私が利用していたsurface pro3も、現行のproシリーズでも同様です。机の上で使うぶんにはそれほど不便さは感じないのですが、膝の上でパソコンを使いたい時には結構な不便さを感じることになります。

膝上でパソコンを使う機会がそれなりにある場合、laptopもしくはbookシリーズのほうが良いです。反対に、膝上など不安定な場所で利用する機会は絶対にないと断言できるならproシリーズでも問題ないかなと。
 

タブレットモードをあまり使わない(book,pro)

サーフェースの強みと言えるタブレットモード。

ですが、私はもうsurfaceを使って7年近くになるというのに、タブレットモードを活用したことはほとんどありません。だって、微妙に重いんですよ。タブレットとして使うにしては。
 

一番軽いproだって、本体は1キロ近くあります。

そして1キロ近くある、しかもそこそこ画面がデカいタブレットを持ち歩くのは思いの外疲れますよ。それに、proのタイプカバーが地味に邪魔で、「気軽にタブレット♪」みたいな感覚ではまったくありません。

 
これがbookになるとさらに顕著に。

画面は最低でも13.5インチでかなり大きく、画面の重量だけでも1キロ。そんなものをタブレットとして使うにはかなり無理があるし、正直surface bookはコンセプト倒れなところがあるかと思います。
 

唯一タブレットモードを使ったのは、5人くらいの小規模セミナーをしたとき。

その時だけはsurfaceのタブレット機能を使ってパワーポイントを映し、ちょっとだけ役立ってくれました。でも大規模セミナーなら結局はプロジェクターを使うし、そんな限定的な用途のためにタブレットモードが必要かというと…
 

ペンが付属していない(laptop)

これはlaptopだけのデメリット。

タブレット機能がない関係上、ペンが使えません。surface proもbookもイラスト作成やお絵かきに使えるのですが、laptopだけにはこの機能はないので、「イラスト作成に使いたい!」という場合はlaptopは選択肢から除外されます。

surfaceシリーズ共通の悪いところ

officeが強制でついてくる

通称「おま国」

海外ではワードやエクセル等のofficeを省いたバージョンも販売されているのに、なぜか日本でだけは頑ななまでにofficeがセットでくっついてきます。そのせいで値段が1万円くらい上がってしまうのは、surface利用者に無視できない問題です。
 

周辺機器が高い

macほど周辺機器が充実しておらず、高いです。

例えば私が利用していたsurface pro3は、充電器だけで8000円もしました。今はサードパーティ(純正品じゃないけど使える)も増えてきましたが、それでも3000円。また、私の場合surfaceのサードパーティ充電器は半年持たずに壊れたこともあり、イマイチ信用できていません。

 
一方macはサードパーティ含め周辺機器が豊富です。

充電アダプタだって2000円くらいあれば買えてしまうし、しかも選択肢も多い。なので初期購入費用はmacと同じ(もしくはそれより安い)としても、ランキングコストという点ではsurfaceは劣る印象です。

売却価格がmacに劣る

これは需要と供給の法則なので仕方ないのですが…

surfaceよりも、やはりmacが人気です。するとmacのノートパソコンは中古屋にとっては「買い取ってもすぐ売れる可能性が高い」商材であり、ある程度安定的な価格で買い取ってくれる可能性が高くなります。
 

一方、surfaceはmacに比べれば値崩れしやすいです。

だから「壊れるまで使う!」という人はともかく、「3年くらいで買い替えたい!」という場合は売却価格がmacより落ちる傾向にあるので、リセールバリューの点でもsurfaceはmacと比較して劣る印象ですね。
 

結論

surface laptopかsurface proでいいと思う。

というのは、最上位モデルのsurface bookはコスパが悪いです。というより、他2つと比べて明らかに高いわりには、特別スペックが強力とも感じないし、わざわざわざsurface bookシリーズを選ぶ必要がないというイメージですね。

surfaceシリーズ、かつとにかく性能がほしい→surface bookシリーズ 別に限界までスペックを求めない→surface laptopかsurface pro

 
という認識で良いかなと。

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